息子が保育園児の時、別所公園への遠足の途中で道路の脇の水路に運動靴の片方を落とし、その前の家のおばあさんがお孫さんの靴を貸して下さり、濡れた靴を公園から帰る時までに乾かして下さったそうで、お礼に伺うと、おばあさんの息子さんが床屋さんを経営しているとのこと、　それがご縁で、夫と息子たちがお世話になり、野球をはじめて坊主頭になるまで息子たちは自転車通い、夫は、今も月1のペースで通っています。ちなみに中学校で息子は床屋さんの息子さんと同級生になりました。そんな息子たちも32歳です。
　夫は義理人情のかたまりのような人で感心します。時々定休日で無いのに、「休みだった」と帰ってくることが有り、ここ数年は電話で確認して行くのですが、老人ホーム等へボランティアでカットに行っていらっしゃるそうです。こんなに長い間続いているのは、お互いに無口で(夫は)、今日は「いらっしゃい、有難うございました。」の会話だけという日も有り、それが煩わしくなくて心地良いようです。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひまわり